2016年10月17日

鍼灸の効果を分かりやすく案内しようかとか(その1)

小児はりの様子
【小児はりの様子】

ありま鍼灸院のチラシとかHPとか作ろうと思いながらも幾星霜・・・・・・(BGMはお好みで)


鍼灸の効果を紹介する際によく出てくるデータとして
「WHOが認めた適応症」というのが40疾患ほど出てきます。
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【神経系疾患】
◎神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・◎リウマチ・◎頚肩腕症候群・◎頚椎捻挫後遺症・◎五十肩・腱鞘炎・◎腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
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以上、日本鍼灸師会HPより抜粋(元記事はこちら


「ええー、こんなのにも効くのー!?知らなかったー!」
とか思っていただいてもいいんですが、一体このデータいつ頃のだろうかと心配になりました。
「ノイローゼ」「ヒステリー」とか書いてあるんですもん・・・(-_-;)

グーグル先生に尋ねると、「森ノ宮医療大学を覗いてごらん」と教えてくれました。(記事はこちら

それによると・・・
1979年にリストが作成された、ってことのようです。
40年前じゃん!!(´・ω・`)

しかも
" 「このリストは臨床経験にもとづくものであり、必ずしも対照群を置いた臨床試験にもとづくものではない;さらに、特定の疾患を含めたのは、鍼の有効性の範囲を示すことを意図としているのではない」 "
" EBMの考え方が医療界に普及した現代において、この表現と暫定リストを批判的吟味なしに引用するのはいかがなものでしょうか。 "
とのこと・・・(-_-;)

「鍼灸っていろんな病気に有効なのは経験的には言えるけど、科学的にはどうなんだろ?」
ってことかなと。

よし!じゃあEBMに基づいた案内をすればいいんじゃね?とか思いつつ長いのでまた別の日に続きを(^_^;)

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Posted by はりぐらしのアリマッティ at 18:15│Comments(0)鍼灸界隈よもやま話
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