西原村でボランティア その2

はりぐらしのアリマッティ

2017年02月06日 18:04


西原村ボラ02


先日の西原村ボランティア診療ですが、
そこのおばあさんたちがまだ体育館の避難所にいたころ、

「揉んでもらってから、揉みごわりしてからきつかった」

という話を数人から伺いました・・・(;´Д`)

詳しく話を聞くとどうやら「若い人」「学生さん」が揉みに来て、
力任せに揉んで行かれたようでして・・・(;´Д`)

おそらくそれは

無資格の整体系の学生さんですね(#・∀・)

良かれと思ってボランティアに来てくれたんでしょうけど、
無資格で名称だけの「学校」で、
医学的な知識も浅いまま教わったやり方でしょう。
おそらく習うときも元気な若い人同士でやりあうので、
本来受けるであろうお年寄りなどの体力を考えたものではないのではないかと。

何よりその人達はどれだけやっても無資格者なんです(;´Д`)

実は、そういった無資格者が「マッサージ」を名乗って被災地にくることで、
ちゃんとした医療としての国家資格を持った我々「鍼灸師」「マッサージ師」「柔道整復師」などまでが、
被災地のボランティアで胡散臭い眼で見られて、えらい迷惑した話を耳にしてました。

国家資格で医療の一翼を担ってるということも知られてなければ、
ちまたに溢れる「もみ」「◯◯マッサージ」といった無資格者の療法と一緒に見られてることも、
我々有資格者の方の情報発信が拙いためにだとも言えますが、
もちょっと行政も取り締まってくれんかね(-_-;)

あまりに放置すると「赤ちゃんズンズン運動」みたいな乳幼児死亡事故(これを事故といっていいのか)であったり、
今回の被災地での「揉みごわり」などの事故につながってませんかね?

私個人としては、この手の話には
「結局はその人が治せるかどうかだから」と寛大に構えているんですが、
今回のような話を伺うと、どうしても考え直さないといけないのかと思いました。


無資格問題について、ごく簡単にまとめてある記事がありましたので貼っときます。


ネタりか(2016/12/23・24の記事より)

トラブル増加のマッサージ【前編】国家資格所有者選ぶべき理由

トラブル増加のマッサージ【後編】多すぎる民間資格も要因か

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